マムートザック デュカンスパイン買いました

以前使っていた30ℓのザックがヘタレてきたので、新しいのを買おうと思ってました。希望はまずは軽いこと、そして背中に隙間があるやつ。暑さに弱いので背面がくっついていると汗がべったりでいやでしょ。そして、かっこいいやつ!

山の店でいろいろ物色して、これだ!と思って買っちゃた。サイズは28〜35ℓです(すみません、欲しい色がなかったのでアマゾンで買いました)

先日こいつを背負って金剛山へ行ってきましたので、その使い心地など紹介します。

マムートのザック デュカンスパインってどう

マムートザック「デュカスパイン」は2020年発売。

肩と腰が連動して動くアクティブスパインテクノロジーという特許技術を使った画期的な背面システムが特徴です。軽くて形も無駄がなくシュッとしててカッコいい。実際に使ってみてどうだっかのか(個人的な)感想を書いてみます

 アクティブスパインテクノロジーってなんだ?

こんな画期的なシステムがあるとは思わずに買いました。背中が空いているから風が通って涼しそうでいいな、でもこのパイプみたいなのがちょっと重そう、なくらいにしか思っていなかったのですが、背負ってみるとあら不思議~、肩と腰が連動して動くってこういうことなのねって実感しました。

歩いていてもザックがブレないんです。普通に歩くだけなら、一般のザックとそれほど変わりはなさそうですが、ちょっと段差のある階段を登ったり、倒木の下をくぐったり、少し走ってみたりすると違いがわかります。この安定感は素晴らしい。

買った時はわかっていなかっただけに大当たり!って感じでした。

 雨蓋はないけど使い勝手は良い

開口部は最近よくある上部をくるくる巻いて止めるタイプのやつです(ロールトップというのですね)。上部にはファスナーが付いています。いちいち雨蓋をあけて、本体のコードを引っ張って広げて中のものを取り出す従来のザックより素早く開閉できます。

くるくる具合で28ℓから35ℓまで容量を変えることができるんですね。バックルは横でも上でもとめられます。

雨蓋がないと小物や行動食を入れるところがないんじゃないって思ってしまいますが、サイドポケットやヒップポケットがあり小物や水筒などを入れることができます。

男性用には、ショルダーストラップにスマホも入る大型のメッシュポケットが付いていますが、女性用はショルダーストラップポケットがなくて、スマホの収納にはヒップポケットのなかにびろーんとしたポケットがあるんだけど、これはいまいち使いにくいです。

背面の一番上にも小さいポケットがありますが頻繁に出し入れするにはちょっと苦労しそう。私はここには貴重品モバイルバッテリーを入れてます。色々とものを分けて収納したい人には不向きかも知れませんが、すっきりとしたスタイルが好きな人にはおすすめです。

 フロントファスナーはめっちゃ使える

背中に一直線にファスナーが付いていて、ここから中の荷物を取り出すことができます。これはすごく使いやすい。上部の蓋をくるくる開けなくてもすぐに取り出せるから本当に便利です。

このファスナーがあることでパッキングのやり方も変わってきます。難しく考えなくてもボストンバックのようにガンガン入れてサッと取り出せるからめっちゃ使えます。手前部分にレインウエアや行動食を入れておくとすぐに取り出せて良いですね。

便利機能がたくさんあります

本体と背中に空間があり涼しい

今回の条件の一つである背面の空間。これがないと汗で背中がベチョベチョになってしまうので夏場は必須です。

本体のフレームがやや湾曲していて、背面システムとの間に空間ができています。この隙間に帽子やうちわなんかも差し込めたりするので便利です(くれぐれも落とさないように)。こんな使い方をしている人はワタシくらいかも知れないけど

一体型レインカバー付き

レインカバー付きのザックも多くなってきましたが、これにも底部のポケットにカバーが収納されています。

雨の中でもよく目立つオレンジ色のかわいいやつです。

トレッキングポールキャリングシステム搭載

歩いていてトレッキングポールが邪魔になった時、ヒップベルトについたコードにサッと固定することができます。お侍さんスタイル!これは便利です。

ただし岩場では邪魔になりそうなのでその時はフロント側のループとベルクロで固定してね。

いろいろなところに取り付けられる撥水性ポケット

防水コーティングかつ止水ファスナーで安心のポーチです。取り付けるところは3ヶ所あり好きな場所に取り付けられます。スマホや地図などを入れるのにちょうど良さそうですが、マチがなく思ったよりモノが入らないので、主にスマホ入れとして使っています。

ザックの底にあるボトムアタッチメント

伸縮性のコードが付いていてマットやシュラフの外付けが可能です。基本的には外付けはしたくないですが、、

マットを取り付けてみました。しっかりついてはいるのですが、コードがゴムなので若干安定感に欠ける感じでした。

スッキリした姿と画期的な背面システムにやられた

実際に歩いてみて驚いたのは、ザックがブレないこと。ワタシは山道を走りはしませんが、思わず走りたくなるような安定感なのです。段差の大きい階段や倒木をくぐる時、疲れが出てくる下りの時にその威力を発揮します。

見た目もスッキリしてカッコいい~とほれぼれしてしまいます。

スペックは

サイズ:28~35ℓ

幅:28.0cm 高さ:50.0cm マチ:12.0cm

ワタシは30ℓザックの後継として買ったので、このサイズがちょうどよかったです。日帰りには少し大きいかも知れませんが、山小屋泊にはぴったりですね。テント泊使えるかなと思ったのですが、かなり装備を軽量化しないと無理そうです。ウルトラライトを目指すか?!

テント泊にはもう一つ大きいサイズの50〜60ℓがよさそうです。こちらは二気室になっていて、ボトム部分にテントを入れられるのがいいですね。

 

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